シングルマザーの子育てと生活

母子家庭だからって諦める必要なし!私立高校のススメ

シングルマザーになって10年を超え、
当時まだチビッコだったお子も大きくなり、
いつの間にか高校生のママンになっていた、
とみい(@tomii_momwriter)です。

お子が高校生ってことは、
多くのご家庭で初めて経験するであろう

「高校受験」

なるものを、我が家も絶賛経験いたしましたよ。

いやもうマジで受験の1年が
長くて短かった…嗚咽

高校生のお子さんをお持ちのママさんって、

みんなこんな苦労(というか悩み?)を抱えながら
進学させてあげたのね、と思うと
ホント、頭が下がる思いです…汗

それでですよ。

我が家、母子家庭ですが、

私立高校に進学させました。

中3になるまでは、
「うちはシングルマザーだし、公立だよなぁ…」
と思っていたのに、です。

ちなみにとみい、
プロフィールにもありますとおり、
一応正社員という雇用形態で働いておりますが、
いかんせんクリエイティブ業界ってのは
定時が遅く、
時短勤務にさせてもらっているので、
決して年収は高くありません。
ついでに言うと、ボーナスもありません。

しかし、

なぜ母子家庭でも
「学費が高い」と言われている私立高校に進学できたか

また、なぜ私立高校への進学を決めたか

を、今から紹介していきますね。

「私立高校=学費高い=母子家庭には無理」は、もう昔の話

私立高校=学費高い、は昔の話

私立の高校っていうと、どうしても頭に浮かぶのが

「学費の高さ」

ですよね。
まず、入学金からして違いますし。

公立が2020年の場合だと5,650円に対し、
私立は20万円前後。

とみいママン
とみいママン
に、に、に、に20万円!!!

私立に1人入学させるのに、
公立だと40人近く入れることができる

とか、もうなんじゃそれ~状態ですよ。

ひと昔前なら、
母子家庭どころか一般世帯でも、
「うちは公立しか無理!」
と言われるご家庭もあったと思います。

しかしながら、2010年に国が
「高等学校等就学支援金制度」というありがたい制度を
作ってくれてから、
一気にその壁が取っ払われました。

【高等学校等就学支援金制度 とは…】

各家庭の教育費の負担を減らすために、国が授業料を支援してくれる制度です。

簡単に言うと、
「おまえさんとこ、私立行かせるの大変やろ? 
ワシ(=国)が代わりに払ったるから心配せんでええ」
と、金銭面で助けてくれる制度になります。

とはいえ、これまでは
年収に基づいて
助成される金額が決められていたので、
いくら母子家庭でも
正社員として働くママさんだと
実質無償に近い、安心できる金額での助成が
通らないケースが多かったんです。

通るとすれば、
一般家庭の多くが受けている「一部助成」ってやつですね。
(逆に言えば、あえて雇用形態を非正規にして年収を減らした方が、国が実質無償に近い金額を助成してくれるというからくりもあります…考え方次第ですが…)

とみいママン
とみいママン
…やっぱ私立無理じゃん泣

と、と、と、ところが!

2020年4月から
「高等学校等就学支援金制度」の対象が大幅に拡大されたことで、

2019年度までだったら一部助成しか受けられなかったのに、
2020年度からは実質無償に近い助成が受けられるようになる世帯が増えたのです!!

これにより、
私立高校の学費が実質無料にかなり近づいたことで、
一気に「母子家庭でも私立に行けるかも!」
という希望が、いや、光が射しました!!!

「私立は学費が高いから、母子家庭では無理」

というのは、もう、昔の話なのです。

あっちなみに、よく勘違いされますが、
「高等学校等就学支援金制度」では
母子家庭だからといって、なんの優遇もありません。
世帯年収だけで計算され、助成金額が決まります。

※厳密に言うと、年収と家族構成などから計算された「道府県民税所得割額と市町村民税所得割額との合算額」によって決まりますが、この合計額というのは、サラリーマンでしたら6月頃に給与明細とともにやってくる、「あなたは去年これだけ納税したよ~」っていう証明書(令和●年度 給与所得に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書)に書かれています。もしお手元にあるようでしたら、ぜひ一度金額を確認してみてください。
ちなみに今回は世帯年収ベースで記事を書いています。だってこんな合算額で説明されても、よく分からないですものね汗

2020年より、私立高校の学費実質無償化がスタート!

2020年より、私立高校実質無償化スタート!

「実際のところ、何がどう変わったから私立へ行かせることが現実になったの?」

と思いますよね。

では、まずこの図をみてください。

2019年までの、私立高校の学費の表

過去の話なのでざっくり話しますが、
要は年収に応じて段階的に助成金額が減っていき、
910万円を超えると助成はなくなる、というものでした。

それが、2020年度からは…

2020年からの、私立高校の学費の表

家族構成によっても変わってくるので(ちなみに表は「高校生と中学生のお子さんがいる4人家族で、どちらかが専業主婦(主夫)の場合」です)

おおよその目安にはなりますが、

年収590万円未満であれば、
実質無償化に近い金額が助成される

ということです。
(参照:高等学校等就学支援金制度 / 文部科学省

さらに言うと、
各道府県によってさらに独自の助成がプラスされ、
たとえば教育先進県とも言われている福井県の場合だと、
年収910万円未満の世帯は
実質無償化に近い金額が助成されることになります。

2020年からの、福井県私立高校の学費の表

福井県、すごすぎる…

とみいママン
とみいママン
「実質」と言われているのは、私立高校によって学費が違うからだよ〜!

残念ながら、
とみい家は福井県民ではありませんが汗、
それでもしっかり助成を受けられるので
「公立一択」から「私立も視野に」
に変わり、
そこから
お子の性格、やりたいことなどから
いちばん自分に合っている学校を絞っていった
結果、

「私立高校」への進学を決めたのです。

とみいママン
とみいママン
家庭の事情や年収に関わらず、高校を選択できるというのは、母子家庭にとって本当にありがたい制度だよね!

母子家庭の我が家が私立高校を選んだ、4つの理由

1. 自分の「好きなこと」を伸ばせる環境

私立高校=自分の好きなことを伸ばせる環境

最初にとみい家のお子についての基本情報をお話しした方がいいですね。

お子
お子
勉強?あーーー、嫌いじゃないけど全然得意じゃないよ。
あっでも数学はマジで苦手…問題の意味も分からない笑
英語だけ大好き。ただし文法以外!そのぶんリスニングで点数稼ぐ作戦だなっ。

…とまぁ、英語以外の成績はちょっと見なかったことにしようか、的な感じの中学生でした。

こういう偏った子どもの場合、公立だとなかなか選択肢がないんですね。
商業高校や普通科の高校にも英語に力を入れている学校はありましたが、
やはりどこまでいっても英語がメインではない。

ところが私立の場合、
コースが豊富だったり力を入れている学科があったりと、
強みを上手にアピールしている学校が多いんです。

公立と違い、私立は学生が確保できないと経営が困難になってきますから
(↑なんて現実的な話をしているんだわたしは笑)
学校側としても頑張ってくれている感がとっても伝わってくるといいますか。

つまり、
「得意分野をさらに伸ばしてくれる」環境、
「個性を伸ばしてくれる」環境

がある高校は、私立の方が多い。

うちの場合は

「思う存分英語が勉強できる環境」があるかどうか

を基準に探した結果、私立高校にヒットしたというわけです。

そして、英語をメインに年間カリキュラムが組まれている
「国際コース」がある私立高校を選びました。

2. 私立高校の特待生制度が利用できる

私立高校=特待生制度が利用できる

私立高校は将来有望な生徒に対し、
学費の免除をしてくれる

「特待生制度」

があるのも大きな特徴の一つですよね。

スポーツに強い高校などは、
県外からも生徒を集めていますが、
あれがまさに特待生制度を使っているパターンだったりします。

それが、スポーツに限らず成績でも特待生制度があり、
我が家ではこちらを使わせてもらいました。

お子
お子
調子乗ってみました♩

「いやいや!とみいさんちのお子さんって、勉強得意じゃないじゃん!」

とのツッコミ、ありがとうございます笑
正解です笑

私立の場合、
全教科トータルで成績優秀な生徒に対しての
特待生制度はもちろんあるんですが、
私立のすごいのは先ほども言いましたように

「個性を伸ばしてくれる環境がある」

ってことなんですよね。
とみい家のお子、英語だけは得意だったんで、
地味〜に確実な成績と、
特待生の基準となる英検(準2級)を
中2までに取得していたんです。

週1の英語教室に通わせても意味がない?
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英語の成績と検定実績をメインに特待生受験をさせてくれる
というミラクルに運良く引っかかり、
特待生入学ができました。

お子の進学した高校は、
英語教育に力を入れていくために
国際コースを新設してまだ間もないということもあり、
このような特待生制度があったのかもしれません。

(特待生制度は高校によって選考基準が異なりますから、学校見学等で相談してみることをオススメします)

私立だからこそできる制度ですよね。
このような
「学校をあげて力を入れているコース」
を見つけるのも、

ひとつの方法かもしれないです。

3. 塾に通わなくていいレベルの、手厚い授業

私立高校=塾いらずの手厚い授業

これはとみいが
お子を私立に行かせよう!と思うずっと前から、
私立にお子さんを進学させた先輩ママさんたちから聞いていたことですが…

「私立に入れていちばん良かったことって、やっぱり授業の手厚さだよね!」

ということ。
どの先輩ママさんに聞いても、
皆口を揃えて同じことをおっしゃるもんですから、
きっと本当にその恩恵を受けていらっしゃるのでしょう。

高校生の塾って、
中学までと違い一気に塾代が上がるんですよね。
聞くところによると、
高校生の塾代って年間で40万円~50万円はザラだとか…。

とみいママン
とみいママン
それこそうちの家計じゃ無理〜泣

これじゃあせっかく公立に入れたのに塾に行かせていては、
もう私立よりお金がかかるんじゃないかという疑問がわくほどです。

一方で私立の場合は、
学校によって内容こそ違えど、
補習などの+αの授業が本当に充実しています。
塾ではないので、もちろん学費の中に含まれています。

ちなみにとみい家のお子が通う高校の場合は、

平日の放課後学習に加え、土曜日の授業、
夏休みや冬休みなど、長期休暇中の補習授業

塾並み、もしくはそれ以上組み込まれており
ダラダラと長い休みを無駄に使う隙を与えていません笑

親としては、
とっても安心+家計に優しい
という、申し分ない環境に、
ストレスフリーでございます。

4. 年じゅう快適!エアコン完備の校舎

私立高校=エアコン完備の快適校舎

ここのところの温暖化により、
多くの公立高校も冷房完備になったとは思います。
とはいえ、実際のところ、
なかなかギリまでエアコンをオンにしてもらえない!
ってことが多いそうで…。

とみいママン
とみいママン
とみいはガッツリ公立高校出身なので、当時は冷房すらありませんでしたよ…ショボ〜ン

私立高校は学費とは別に「施設設備費」のような費用もありますので、
快適にお勉強できる環境を整えてくれているのだと思います。

夏の日本は40℃超え!みたいに、
気温に加え湿度でもやられてしまいますから、
エアコンが効いている教室で勉強や運動ができるのは
助かりますよね。

コロナ休校で差が出た、私立高校と公立高校

コロナ休校で差が出た、私立と公立

2020年といえば「コロナ」。
おそらく、
子どもたちのさらに子どもの世代になると、
「歴史の教科書に掲載されるんじゃないの?」
思えるほど大変な出来事が、
日本を、そして世界をおそいました。

学校に行けないばかりか、
授業の遅れも問題になりましたよね。

特に公立は、高校に限らず小中でも
急激な変化に学校がなかなか対応できず、
いつまでたっても授業が始まらない、
課題提出だけで進んでいく…
なんてストレスに悩まされたお子さんも、
少なくなかったと聞いています。

とみいママン
とみいママン
公立のママ友は、何もしてくれない高校にプンスコしてたよ…

今回我が家が
「私立を選んでおいて、本当に良かった」
と思えたのは、

コロナで活動自粛されている期間の、
「高校側の対応」
だったと思います。

もちろん学校によってやり方は違うでしょうから、
一概に「私立だったからバッチリ!」
というわけではないのでしょうが、

お子の通う高校では、
いち早くzoomによる授業が導入され、
通常のカリキュラムとまったく同じようにというわけにはいかないものの、

毎日、朝から夕方まで
オンライン授業を行ってくれました。

市や県などの決定を待たずして、
学校独自で進めていけるからこそ、
時代の流れに柔軟に対応して
子どもたちが今できる最善の環境を作ってくれたのだと思います。

私立高校の学費は、返金制だから要注意

私立高校の学費は、返金制だから要注意

私立の最大のネックだった学費問題が、
助成金拡大のおかげでクリアになり、
我が家の場合は、

お子の性格や高校で学びたいことなどから
私立高校を選びましたが、
ここでひとつだけ要注意ポイントを。

私立高校、実質無償化ではありますが、
入学金にしろ学費にしろ、

まずは学校に学費を納金

という方法をとっている高校が多いので
ご注意ください。

これはつまり、
助成金対象生徒も、そうでない生徒も、
特待生の生徒も、
みんな学費を一旦納めてそれから

「返金」

というカタチで後から戻ってくる仕組みになっています。
言い換えれば、
「最初の入学金と学費は、まずはそれぞれのご家庭で払っておいてください。あっもちろん、あなたのご家庭が助成対象か確認できたら返金しますからね」
というわけで、
最初だけはお金がかかるということです。

とみいママン
とみいママン
うそーん! あとで戻ってくるとはいえこれはアカン、はよ貯金始めなきゃ!

入学時は学費の他に教科書代や制服代などもかかりますから、
そこだけは、
公立・私立どっちに進学しても困らないように、
お子さんが小さいうちから貯金はきちんとしておきましょう。

公立高校か私立高校か、最後に決めるのは本人

公立か私立か、決めるのは本人

公立にするか、私立にするか。
学費の問題がクリアになって選択肢が増えると、
また違った悩みが出てきますよね。

より知名度の高い高校に!
より偏差値の高い高校に!

と思いたいママの気持ちは分かりますが、

通うのは親ではなく、
お子さんであることは忘れないでください。

どんなに偏差値の高い高校に入学しても、
そこがお子さんにとって居心地の良くない場所であったら
いい学校ではありません。

ある程度のレールといいますか、
レールを引くための道筋は
親御さんが指し示してあげでもいいでしょうが、
最後、どこにレールを引くかを決めるのは、
お子さん自身です。

その道筋やレールの材料を見つけるのが、
高校の学校見学になります。

夏頃から秋にかけて
公立、私立問わず行なっていますので、
実際に行ってみて
雰囲気や学びの姿勢などを確かめることが
志望校を決める第一歩だと思います。

お子
お子
高校の学校見学は、中学校で申し込みするからウッカリ忘れないようにね!

志望校が早く定まるほど、
目標を立てやすくなり、
目標が立てば、
合格に向けて真っ直ぐ進むことができる。

ギリギリになって急いで志望校を決めると、
入学してから「こんなはずじゃなかった」
ってなる可能性だってありますし、
もしその道を親が決め決めで進めていたら、
失敗した時に必ず人のせいにすることになりますよ。

お子さんとしっかり話し合って、
志望校を決めていきましょう!

まとめ:
・「高等学校等就学支援金制度」により、私立公立の学費の差がほとんどなくなった
・ひとり親世帯でも十分私立高校に通わせることが可能に
・個性を伸ばしたいなら、私立がオススメ
・実質無償化だといって、「最初は支払い→後から返金」があるから要注意