子どもの英語教育

【子供の習い事】週1の英語教室に行かせても意味がない!?

週1の英語教室に通わせても意味がない?

とみいママン
とみいママン
ハロハロー!とみいです!

いきなりですが、みなさん「英語」は好きですか?

とみいは、「苦手」です…。

さかのぼること●年前。
当時、中学生になって初めて英語という授業が始まり、
最初はそれなりにワクワクだったんですよ。

でもね、1年生でいきなりつまづきました。

文法が分からない(今も)。
リスニングが、「ちょっと何言ってるのか分からないんですけど」状態(今も)。
とにかく、いろいろ分からない(今も)。

はい、もうそこからは地獄の授業です。

高校になるとさらに授業時間も難易度も上がり、
とうとうイヤイヤが文字にもあらわれ、
テストの返却時に、英語の先生から

「お前の英文は汚くて読みにくいから、次からは正解でもバツにするぞ」

との烙印まで押されるモチベーションゼロループ。

とみいママン
とみいママン
これで英語が好きになれるか!っちゅーねん泣

ところがですよ。

時を経て
お子が生まれ、

世の中的にも
「これからの時代は英語が必須」
の流れの中、

「さぁ子供の習い事どうしよう?」
ってなったときに、
真っ先に浮かんだのが「英語」でした。

だって苦手な黒歴史を、
子供にまで受け継がせたくないもん!
というほぼトラウマのような心境ですね。

さて、この英語教室や英会話教室なるものが
幼児期から本当に通わせて、意味のあるものなのか?

とみいのまわりで繰り広げられた
実例を挙げながら、
理由をさぐっていきたいと思います。

今すぐ通わせるかどうかを決めるのは、
記事を読んでからでも、
遅くないと思いますよ。

焦る気持ちが、子供を英語教室に行かせるきっかけに?

焦りが子供を英語教室に行かせるきっかけに?

私たちの時代と違い、今なんて
小学校から英語が必修化されちゃったもんだから、
そりゃ

「子供の英語どうしよう!」

ってなりますよね。

小学校から教科になるんだったら、
逆算して、園児のうち、
いや、赤ちゃんのうちからスタート?

え、◯◯ちゃんってもう英語教室行ってるの?

□□くんは、キッズ英会話教室だって!

自分が英語苦手だったから、
我が子にはそうなってほしくない!

とみいママン
とみいママン
分かります分かります。まじで焦りますよね。とみいの周りでも、まさにそうでしたから。

幼少期の、しかも早い段階から
英語の習い事をさせないと、
うちの子は遅れちゃう!

だから英語教室に!英会話教室に!

と思っているママさんも多いでしょうが、
実は

「とにかく早く、英語や英会話教室に通わせれば、うちの子も安心」

でなないのです。

大抵、そこで安心しているママさんは、
数年後、
必ずと言っていいほど

「無駄だったわ~」

といって
辞めていますから。

焦って教室に入れても、
誰がいちばん安心するかって、

実際のところ、

「お子さん」ではなく「親」
になっているんですよね。

お教室に通うきっかけがお子さん主体でないのなら、
通う意味は

はっきりいって「ない」
と思います。

むしろ、無理矢理行かせたことで
かえってお子さんが
英語嫌いになってしまう可能性も否めません。

決して安くはない授業料を払っているのに
嫌いになられては、本末転倒です。

とみいママン
とみいママン
幼少期は特に、『英語ができるように』ではなく、『英語に抵抗がない=好きになってもらう』環境づくりの方が大事!

↓たとえばこちらの「ミライコイングリッシュ」。
元NHK基礎英語の先生が監修している、オールイングリッシュ教材です。

週1回の英会話教室に10ヶ月ほど行くのと、
毎日見せて、耳からも吸収しながら「好き」の環境を作るのと、
ほとんど値段は変わりませんよ。

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子供を英語教室に入れただけで、効果を期待するな

子供を英語教室に入れただけで効果を期待するな

お子さんを英語教室や英会話教室に行かせると、
やっぱりそれなりに効果を期待しちゃいますよね。

そりゃそうです。
月謝や教材費も高いですし。

でも、そんな期待にお子さんが応えてくれるのは
最初のうちだけと思っておいてください。

うちの子、英語の発音がネイティブみたい!

と驚いたときが、
期待の最高値かもしれません。
通わせ始める年齢が早いほど、
綺麗な発音で英単語を話したときの感動も大きいでしょう。

じゃあそれ以降、
あまり成長を感じられなくなったら、
どう思いますか?

「なんで高い授業料払ってるのに効果がないの?」
「この教室、もしかして失敗だった?」

なんて、教室のせいにしていたら、
それは間違いです。

とみいママン
とみいママン
英語教室に通わせている事実だけに満足して終わっちゃうと、最終的には「失敗」って勘違いする場合が多いかな…

お子さん向けの英語の習い事は、
だいたいの場合
月3~4レッスン、1回あたり50分前後
の授業が多いと思います。

いくら少人数とはいえ、
短い時間で子供たちの進み具合を見ながら
カリキュラムに合わせて教えていく
わけですから、
実際お子さんと直接英語に関わる時間は
そう多くありません。

つまり、

英語学習に関するすべてを
教室にお任せしていては、
効果が期待できない

ということなのです。
教室の先生が悪いんじゃなくて、
先生に任せっきりにして
期待ばかりする状態が、いけなかったのです。

もちろん英語教室や英会話教室に通う目的が、
「英語ができるようになる」
ではなく、
例えば

「外国人の方々に会っても物怖じしないように」
「異文化を体験させたい」

というものであれば、
その経験は素晴らしいものであるし、
効果はきっとあると思います。

8年間、子供を英語教室に通わせたママの失敗談

子供を8年間英語教室に通わせたママの失敗談

以前、こんな話を聞きました。

仕事で関わった担当者の方のお宅の話だったのですが、
子供をずっと英語教室に通わせていたけれど、
結局やめてしまった、と。

その方のご家族は、
教育に力を入れているエリアに住んでいて、
もちろんお子さんの教育に熱心で、
2歳から英語を習わせ始めたそうです。

お友達もみんな英語を習わせている、
というのも
大きな理由だったとのこと。

ところが、
幼稚園を卒業し、
小学生になり、
気づけばあっという間に10歳。
周りが塾に通い始めるようになると、
ふと、我が子が

「英語、ぜんぜん話せてないじゃん」

ってことに気づいたんですね。

約8年も通わせたのに、
覚えたのは
おきまりの挨拶と、歌と、
小さい子が覚えそうな英単語だけだった、と。

だから、このまま通わせても意味がないので、
英語は辞めさせて塾に変えちゃったんだ、
ということでした。

とみいママン
とみいママン
始めるときも、辞めるときも、周りに流されちゃったかな…

これ、まさに

焦った結果、教室に無理矢理入れて
過剰に期待して失敗のパターン

ですよね。

同時に思ったのが、

「英語が上達していないから、辞めよう」

って、お子さんに言っていないかが
本当に心配でした。

英語のチカラうんぬんの前に、
8年間も通った事実はしっかりあるのです。

8年間も同じことを続けられたこと
まず褒めてあげないと、
自信をなくして
英語が嫌いになってしまいかねない

と思わずにいられなかったのを、
今でもはっきりと覚えています。

とみいママン
とみいママン
ましてやお子さんから「辞めたい」って言われたんじゃないのなら、辞める理由は本当に慎重に考えて話してあげないとね。

通わせる前に、まずは英語と日本語の違いについて知ろう

2000時間「英語」を聞いて初めて、スタートラインに立てる

2000時間英語を聞いて、初めてスタートに

「じゃあやっぱり、英語教室や英会話教室に通わせるのは、あまり意味がない?」
というのは、また違ってきます。

「通わせる」「通わせない」
の結論を出す前に、
まずはちょっと
人間の脳の仕組みと、言葉について
簡単にお話ししますね。

(詳しいデータ等からしっかりとした話を知りたい人は、この手の文献がいろいろなサイトからたくさん出ているのでそちらをどうぞ。以下は私なりの理解で、あーなるほどと納得した内容です)

諸説ありますが、
人は
2000時間言語をインプットして初めて、
脳が受け入れ態勢になってくれる
そうです。

とみいも最初は
「え、なにそれ?ホントかなぁ」
と思いましたが、

実際に赤ちゃんって、
1歳前後~2歳くらいに言葉を話し始めますよね?

そこで、

実際に計算してみると、
「ほほう」って納得できたので、
まずはこれを見てください。

仮に、赤ちゃんが大人の声をじっと聞いている時間が1日3~5時間として…

【1日3時間の場合】
3時間×365日×2年=2,190時間

【1日5時間の場合】
5時間×365日=1,825時間

1日3時間くらい聞いていれば、
約2年で約2000時間、

1日5時間くらい聞いていれば、
1年ちょっとで2000時間。

もちろん人それぞれなので正確な数字は出せませんが、

「あー、これだけの時間、言葉を赤ちゃんの耳に入れることで、やっと話せるようになるんだな」

と分かるには十分な材料ですよね。

日本語に限らず、他の言語、もちろん
英語も2000時間インプットしてはじめて
英語の回線が開く=言葉のスタートラインに立てる
と言われています。

↓ちなみにとみい家はこの「2000時間インプット」をディズニーの英語システムで楽々クリアしました。
CMでやっているようなスーパーキッズは、家族総出で本気にならないとなかなかできるものではありません。
我が家はあくまで「英語を楽しむ」ことをベースに進めていきましたね。
それくらいの心意気でも、ちゃんと「英語好き」になったのと、驚くほど「リスニング力」がついたのは、十数年の時を経て「お子が国際系の高校に特待生で進学できた」という結果で証明してくれました。

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日本語と英語は、周波数が違う

日本語と英語は、周波数が違う

次に、日本語と英語の周波数の違いです。

「周波数ってなに?」

って思いますよね。
例えばほら、
よくテレビとかでやっている

「若者しか聞こえない音」

みたいなの、ありますよね?
モスキート音、ってやつです。

あれが周波数の違いといわれるもので、
年齢を増してくると、
高い周波数の音が聞こえなくて
テレビでも
若者 × おじさんおばさんで、
「え、聞こえないの???」
とかやってるアレです。

で、言語に話を戻しましょう。

日本語は、125〜1500ヘルツ
アメリカ英語で、1000〜4000ヘルツ
イギリス英語で、2000〜12000ヘルツ

の周波数帯で音が発せられていると言われています。

周波数の幅が広い方が、
音韻(=LとRの違い、みたいなやつです)

も正確に把握できるので、

はい、表↑をもう1回見ると…

…125〜1500ヘルツ。

「日本語せっま!!!!!!」

となるわけです。

そもそも日本人、
英語を聞き取りにくかったんですね…。

日本語と英語では、母音の数も違う

日本語と英語では、母音の数が違う

さらに悲しいお知らせが。
(↑どんなお知らせだ)

なんと、
日本語の母音と、英語の母音の数。

圧倒的に違います。

日本語だと、
「アイウエオ」の5音ですね。

それが、英語だとなんと
26音もあるそうです!!!

とみいママン
とみいママン
すごすぎる汗 5倍以上じゃん!

だから、聞き取れない。
聞き取れないから話せないし、
話せないから聞き取れない。

…自分で話しておきながら、
悲しくなってきました泣

幼少期のうちから、英語の周波数と母音の回線を開いておく

幼少期から英語の周波数の回線を開いておく

心が折れそうですが、
ここで朗報です!

日本語と英語、
悲しい情報ばかりではありません。

「だったら、
その高い周波数の音と、
たくさんある母音も、
日本語と一緒に
2000時間脳内に入れればいいんじゃん!」

と気づいたママさん、するどい!

そうなんですよね。
赤ちゃんが日本語を習得していくように、
その段階で英語も一緒に耳にいれてあげればいいんです!

人間の脳というのはとても優秀で、
「あ、こいつイラネ」
って思ったものは、
脳の回線からピッと外して
なかったことにしてしまうそうなんですね。

だから、
小さいうちから日本語だけ聞いていると、

「うん、じゃあうちの脳は125〜1500ヘルツの言葉だけ受け取りまーす」

というジャッジをして、
英語の周波数帯も母音の音も、
受け入れない回線ができてしまう
というわけ。

さらに人間というのは
言葉をスポンジのように吸収する
「ピーク」というのがあり、
その限界が9歳くらいと言われています。
(臨界期、って言います)

これより後に英語を身につけても、
ネイティブのような過程で
理解することは
厳しくなる
んだそうです。

ネイティブと一般人の、英語の入り方の違い

いったん回線ができてしまうと、
後付けで高い領域の周波数を入れるのがいかに大変か、
それは、英語が苦手な方なら
ご自身の耳が
いちばん分かっていらっしゃるかと思います。

もちろん、とみいも
残念ながら英語を受け入れる回線は早々に断たれ、
いまだに開く気配すらありません泣

じゃあどうすればいいかというと…

2000時間の英語を、英語教室だけでまかなえる?

2000時間の英語を、教室だけでまかなえるか

そこで再び英語教室のお話です。
さきほども言いましたように、

だいたいの英語教室や英会話教室は、
月3~4回、1回50分程度で
カリキュラムが組まれています。

そこで計算すると…

月4回、50分の授業の場合
2000時間に到達させるには…

月4回×50分×12ヶ月=2400分、
時間に直すと、年間で40
時間。

40時間×50年=2000時間

…えっ50年?????
思わず二度見ですよ。
計算間違いしたかと思った汗

…コホン。
軽く計算しただけでも
50年もかかってしまうということが
分かりますよね。

たとえどれだけ素晴らしい
カリキュラムが組まれていたとしても、
2000時間到達までに
バリバリの
おっちゃんおばちゃんにぃぃぃぃ泣

50歳どころか、
臨界期は9歳って言われているし、
そんな英語の学び方で

ネイティブな脳の回線が開けるわけ…
ないというわけです。

だったら、
2000時間に到達するまでは、

毎日、
家庭で英語の音楽を聴かせたり、
動画を見たり、
英語の本を読み聞かせしたりして
毎日英語に触れ続けた方が、
ずっと効率的に2000時間を
クリアできるのではないか?

…というわけで、
我が家は幼少期のうちは
自宅で英語に親しみながら、

まずは英語を好きになってもらう

道を進むことにしました。

幸い、テレビでは幼児向けの英語番組もありますし、
(バイリンガル放送をしている幼児番組もありますよね)

YouTubeを立ち上げれば、
ちびっこにオススメの英語番組が溢れ、

ネイティブの音声が入った
英語絵本もたくさん売っています。

子供向けの英語教材も充実していますよね。

数ある子供向け英語学習DVDで、一番がっついたのはこれだ!
数ある子供向け英語学習DVDで、一番がっついたのはこれだ!数ある幼児・子供向け英語学習DVD。どれを買ったらいいか迷っているなら、迷わず「DORA the EXPLORER」をオススメ!高校で国際コースに進んだ我が家のお子も、これで英語が大好きになったのでご紹介します!...

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いつ頃から英語教室に入れるのが効果的か

いつ頃から英語教室に入れるのが効果的か

我が家ではその後どうなったかというと…

とにかく2-3歳くらいまでは、
家でも車での移動でも、
洋楽や英語の童謡を流したり、
某キャラクターのバイリンガルアニメや
英語教材を流しまくっていました。

親は最初にお伝えしたとおり
英語が大の苦手ですから、

もちろん
それ以上のことはほぼやっていません笑
(DVDのセッティングくらいですかね)

なんなら、
園児になる頃には
自分でセッティングもできるようになり、
もうほぼ手をかけていなかったと思います。

小学校に上がると、
クラブ活動や友達とのお遊びで、
幼少期ほど英語を聴く時間は
減ってしまいましたが、

幼少の頃の記憶って、
なんでか知らないけれど
しっかり残っているものなんですね。

洋画を観に行くときは字幕を選びたがる、
カラオケでも洋楽を歌いたがる
など、

「英語が好き」

ということがずっと変わらなかったので、

そこで初めて
英語教室に入れました。

小学校4年生の、秋の話です。

・幼少期の2000時間勝手にインプット
・英語に抵抗のない(=好き)状態
にしてから英語教室に通い始めたおかげで、

そこからのステップアップは
とっても順調でした。

よく取材記事やブログで流れている
「英語スーパーキッズ」のようにはいきませんが、

上記のような環境で英語を楽しませる程度でも、
中学2年時にはすでに英検準2級も取得し、
高校はオールイングリッシュの授業もある
国際コースにさくっと入って
今も楽しく英語漬けの日々を送っています。

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結論を言うと、

・幼少期から無理に英語教室に入れなくても大丈夫

・「英語が好き」と言う土台があれば、幼少期から入れてもOK

・どうしても早く入れたいなら、家庭でのサポートも必要

・異文化や外国人に触れる機会を作りたい、という理由なら入れてもOK

だと、とみいは思っています。

英語教室や英会話教室でのレッスンが
充実できるよう、
お子さんの性格や
体験させてあげたいことを含め、
よーく考えてから
スタートしてはいかがでしょうか。

とみいママン
とみいママン
通わせる目的がはっきりしていると、失敗しないよ!

ブルーレイやDVDでもキッズ向けのアニメや教材がたくさんあるので、
お子さんが興味を持ちそうなものをチェック!



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