離婚とシンママのノウハウ

離婚の相談って、ママ友にしてもいいのかな?

離婚の相談ってママ友にしてもいい?

最近また、ちょいちょいとママさんから
離婚の相談を受けているとみい(@tomii_momwriter)です。
とみいの周りは、お子さんの年齢的に
結婚10年オーバーの人も多いので、
結婚年数が少ないママだけではなく、
年齢・結婚年数含め、
層が広がってきましたね。
少なくとも、
とみいがシングルマザーになったときより
確実に増えている気がするなぁ。

さて、今回のご質問ですね。

「離婚の相談をママ友にしてもいいか?」

ということですが…。

答えはズバリ、

「なるべくしない方がいい」

です。
とみいの元に相談に来るママさん達も、
最初は身近なママ友に相談していたけれど、
いろいろ不安になって、

結局とみいのところに来た…
というパターンが結構多いです。

ではなぜ、
なるべくしない方がいいのか。

その理由をお答えしますね。

いくらママ友の口が固くても、誰にも話さないワケがない

いくらママ友の口が固くても、100%ではない

「私のママ友は口が固いし仲も良いから、大丈夫!」
「私のママ友だって何でも話せる親友だから、大丈夫だもん!」

お子さんが生まれてから新しくできた、
「ママ友」。

知り合うきっかけが公園だったり、
子育て支援センターだったりと、

お子さんの年齢が近いことが多いから、
お互いの育児相談や遊び、
はたまた
たまには息抜き的にランチなど、
ひょっとしたら実家の家族よりも濃いお付き合いになったりしていると思います。

そのコミュニティの中でも、
特に気の合うママさんに出会ったりすると、
もっともっとやりとりする機会も増えるし、
そのままずっと何年にもわたって
お友達を続けていく人も多いのではないでしょうか。

普段からいろんなことを話しているから、
性格も知っている。
口も固いから、信用できる。

「離婚」なんてことを考える時って、
当事者は本当に辛いです。
現状の不安だけでなく、
見えない先行き。
誰かに救いを求めたくなりますよね。

一人で抱えていても、
どうにもならないのが
「離婚」ってもんです。

相談すること自体は決して悪くないし、
むしろ誰かに相談すべきだと思います。
話を誰かに聞いてもらうだけでもいいと思っています。

とみいママン
とみいママン
話すことで、ストレスを溜め込まずに済むことだってあるよね!

しかし、相談相手は慎重になるべきです。

ママ友がどんなに信頼できても、
どんなに口が固くても、
できる限り話さない方がいい。

話を聞かされた方だって、
もし「何とかしてあげたい!」
と思うママ友であれば、

聞いた後、
きっと、旦那さんに相談するでしょう。

親や兄弟、姉妹にも相談するかもしれません。

そして、
そのママ友がまた別の親友のママ友に
「あの子は信頼できるママだから」と
さらに相談するかもしれません。

あなたが一人のママ友に相談することで、
一人にしか知られたくなかった情報が、
善意のもとであっても
ちょっと想像しただけで
これだけの人に広まる可能性があるというわけです。

とみいママン
とみいママン
デリケートな話題ほど、心にしまっておけないのが人間なんだよね…

ママ友=近所に住んでいる=離婚の話が広がりやすい

ママ友=近所に住んでる=話が広がりやすい

ママ友ということは、
おそらくご近所だったり
同じ学区や幼稚園・保育園のママさんが多いと思います。

狭い世界なので、
一度広まるとあっという間に
離婚の情報が広まります。

しかもそれは、
「本当の情報からひとまわり大きくなった情報」
になり、
エスカレートすると「実際とは異なる情報」
まで走り始めます。
もうこうなったら、意思とは関係なく
情報だけが一人歩きしていってしまいます。

離婚に悩んでいる本人が知らないところで、
カフェやランチ、井戸端会議での
興味本位なネタにすり替わり、

その頃には本人と接点のないママにまで
広がっていますから、

最も避けたい、
「お子さんのお友達からお子さんに

離婚の話が入ってきてしまう」
ということも起こり得るのです。

どんなに信頼できるママでも、
最後の最後まで話さないことが、
いちばんだと思います。

とみいママン
とみいママン
「他人の不幸は蜜の味」とはうまく言ったもんで…。人生の一大事を他人の話題提供なんかに使われるなんて、絶対にイヤだよね!

どうしても話したくなったら、地理的に縁のない友達に

どうしても話したくなったら、遠い友達に

離婚の話で周りが盛り上がるのは、
渦中にいるママさん(=離婚を考えている人)
のことを知っている、分かっているから。

人のウワサ話って、
そこで話すグループのみんなが共通して知っている人や話題だから、盛り上がるんですよね。

「直接は話したことないんだけど、子供が同じクラスだから…」
「町内が一緒だから、たまに挨拶するんだよね…」

これくらいの接点でも、
話題のきっかけにされるのに十分なんです。

とみいママン
とみいママン
うわさ話の好きな人って、どこにでもいますよね…

逆に言うと、
知らない人の話題に関しては、
興味は湧かないし、話題も広まらない。

もしどうしても誰かに話したい、相談したい、
ということになったら、
家族であれ、友達であれ、親戚であれ、

物理的に距離が離れている、
ママ友と共通の知り合いではない人

に話すといいでしょう。

話す人が遠い場所にいるのであれば、
あちらで話題が上がったとしても
そこで情報は止まるでしょうし、
近所のママ友とは接点がないので、
情報が巡って来ることない。

実際に普段から頻繁に会えていないぶん、
冷静なアドバイスをもらえるかもしれません。

離婚経験のあるママに相談するときは、その人の生活も見て

離婚経験者に相談するときは、生活も見てから

もしお友達などに離婚経験のあるママさんがいるのなら、
相談してみてもいいかもしれません。

ただし、
その人の生活をしっかりと見極めてから。

別に「シングルマザーとは思えないくらい素晴らしい生活をしている!」
のように特別なことではなく、

しっかり地に足をつけて生活と子育てをされているか

という、本当に基本的なことですね。

きちんとしているママさんは、
おそらくシングルマザーとして生活をしていくために
仕事をしっかりこなしているでしょうし、
離婚時の手続きや決め事もしっかり行ったうえで
母子家庭をしている方が多いです。

つまり、
そういうママさんであれば
離婚の際の情報や知識も豊富なので、
相談したら心強い味方になってくれる
可能性も高いと言うわけです。

さらに、離婚の辛さも経験された方なので、
守秘の面でも心の面でも
支えになってくれるかもしれません。

とみいママン
とみいママン
経験した人にしか分からない情報を持っている、っていうのは心強い!

緊急度が高く、本当に困ったときは、プロに相談

緊急度が高いときは、プロに相談

離婚の相談内容によっては、
弁護士や行政書士等のプロにお任せした方がいい場合もあります。

守秘義務のもと話を聞いてくれますから
絶対の安心感がありますし、
何より専門知識が豊富なので、
適当にアドバイスすることはありません。

本当に離婚の話が進み始めたら、
一度は相談に乗ってみてもいいかと思います。

そのあたりの内容は、
また別記事で書いていきたいと思いますので、
もうしばらくお待ちくださいね。

結論:

・離婚の相談は、身近なママ友には話さない

・話すなら、物理的に距離の遠い、ママ友と共通の知り合いではない人

・離婚経験のあるママ友なら、その人の生活をみて相談すべきか判断

・離婚にまつわる専門家に相談することも大事