シングルマザーの子育てと生活

子どもに聞かれたらどう話す?「母子家庭のこと、父親のこと」

母子家庭・父親のこと、聞かれたらどう話す?

みなさん最近どうですか?
とみい(@tomii_momwriter)です。
調停離婚を経て10年以上、
シングルマザーをやっているママンです。
最近、離婚や離婚後の生活に悩むママさんから、
相談を受ける機会がホントに増えている気がします。

今回相談にやってきたおだんごちゃんも、悩める一人。
アラサーで保育園に通い始めたばかりのお子さんを持つ、
ママさんです。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
とみいさんこんにちは〜。おだんごです。
とみいママン
とみいママン
おだんごちゃんこんにちは!シングルマザー生活はどうかな?
おだんごちゃん
おだんごちゃん
それがちょっと心配ごとがあって…。
とみいママン
とみいママン
どうしたどうした?
おだんごちゃん
おだんごちゃん
それが、まだ子どもが小さいんで離婚について話していないんですが、話すときにどう言えばいいか分からなくて…
とみいママン
とみいママン
それならちょうど今、ほかのママさんからも同じ相談を受けているから、一緒に私の話を聞いてもらっていいかな?
おだんごちゃん
おだんごちゃん
分かりました!

「離婚」というのは、当人同士はもちろんですが、
お子さんにとってはもっともっとつらいことであり、
それこそ天と地がひっくり返ったのと同じくらいの衝撃だそうです。

「離婚を決めるなら敏感な年頃になる前に」
とか言われたりもしますが、
まだ、離婚について意味がよく分からない年齢のお子さんだって、
パパとママと一緒に生活しなくなることに、
「いつもと違う」ことは分かるに決まっています。

ましてや、園や学校に行けば
お友達に悪気はなくても
「どうして◯◯ちゃんちはママしかいないの?」
と聞かれることだってあることでしょう。

もしお子さんから、
離婚した理由やママしかいない理由を聞かれたら?

どれだけ旦那がヒドい人間だったかを説明して、
これから自分の子どもが自分と同じ道を歩まないようにしますか?

お子さんがきずつかないように、
事実とは全く違う嘘のストーリーを話しますか?

どちらも正解に見えますが、
どちらもアウト。
親の自己満足にすぎません。

家族の数だけそれぞれのおうちのストーリーがあるので、
数学の答えのような「正解」はありませんが、

お子さんに話すときに

「これだけはやっちゃダメ」

という答えはあります。

なぜ、やっちゃいけないのか。
また、やらなかったことで
子どもがどう成長してくれたか。

離婚後、とみいがずっと心がけ、
実践してきたことを、
ご紹介しますね。

離婚した理由を話すのに、嘘はつかない

離婚した理由を話すなら、嘘はつかない

お子さんの年齢を考慮して言い方は考えないといけないと思いますが、
だからと言って嘘をついてしまってはいけません。

仮にお子さんがまだ小さいからと、
とっさに
「パパはお仕事で遠い国に行かなくちゃいけなくて、もう帰ってこない」
と言ったとしたら?

お子さんがある程度大きくなったときに、
「会いに行きたいからどこの国に行ったか教えて」となったら、
どう答えますか?
さらに嘘を重ねなくてはならないですよね。

では、それが実は嘘だったとお子さんが知ったら?

誰よりも信じていた家族から、
家族の何よりも大事なことに嘘をつかれた不信感は、
「自分って信用されてないんだ」
という自信喪失にもつながり、
今後の親子関係にもヒビが入りかねません。

別れたことは正直に言う。
ただし、お子さんの年齢に合わせた言い方にする。
もちろん、お子さんが原因ではないことは
しっかりと伝えてあげてください。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
小さくても、分かることは分かるんだよね

とみいママン
とみいママン
そうだね。小さくたって、一人の人間だということをしっかり考えて話してあげてね!

子どもの前で、離婚に関する悪口を言わない

1 親の悪口を聞かされる子どもの気持ちを考えて

親の悪口を聞かされる子供の気持ちを考えて

これは母子家庭だからとかいう以前に、
人として悪口を言うのは
教育上よろしくないと思っていることなので、
とみい的にはここで言うことでもないのかな
とも思いましたが…。

でも、さきほども言いましたように
もしかしてお子さんのためを思って

「自分と同じ間違いを子どもに繰り返してもらいたくないから、
こんなにひどい人と結婚しちゃダメだよ、という意味で話しておかないと!」

と考えていらっしゃるとするのなら、
その考えは
いったん心の中にしまっておいてもらいたいです。

なぜなら、助言で言ったつもりでも、
お子さんからしたら、
すべて悪口に聞こえてしまっているから。

ちょっと深呼吸して、
お子さん目線で想像してみてください。

自分の、血の繋がった親のことを、
「ひどい人」って言われるということなんですね。

離婚後のお子さんの心の中って、
ほんのちょっとのきっかけで
壊れてしまいそうなくらい、
本当に繊細で、薄い氷のような状態になっています。

そこに加えて、
「あなたの親はヒドかったのよ」と言われたら?

そんな人の子ども=自分もその血を半分受け継いだから、
きっと大人になったらヒドい人間になるんだ

ということまで考えてしまうかもしれない。

これは、大げさではなく本当に考えられることです。
そんな心の状態のまま成長したらどうなるか。
もう、分かりますよね。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
確かに親の口から親の悪口なんて言われたらツライ…

とみいママン
とみいママン
悪口を言っていいことなんて、何ひとつないよ。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
ましてや別れたストレスを悪口で子どもに発散なんてことになったら…

とみいママン
とみいママン
その先どんな未来になっていくか、見えるよね。

2 離婚後、相手の悪口を言っている限りは前に進めない

相手の悪口を言ってる限りは前に進めない

離婚してすぐは、
いったん「離婚成立」というゴールに到達したということもあって、
しばらくは達成感に包まれるものです。

しかし、新生活が始まって、
一人で何役もこなしながら子育てをする中で、
やっぱり
「離婚しなかったら、こんなに大変な思いをせずに済んだのに」
「あの人があんな性格だったせいで、わたしの人生乱された」
って思うこともあると思うんです。

だからといって、
現状をうらんだり悪口を言ったところで
進んでしまっている人生を
元のレールに置き直すことはできません。

後ろを振り返っているうちは、
別れたはずの相手に縛られ続けるのと同じこと。

なんだかそれって、
負けた気がしてなんだか悔しいじゃないですか。

離婚という大きな壁を乗り越えられた人が、
後ろを振り返っていてはもったいない!

せっかく、
これまでどおり生活していたら経験できなかった、
「もう一度新しい人生を歩むことができる権利」
を掴んだのですから、
自分はむしろチャンスが増えたんだ、
というくらいに捉えていいと思います。

ここで一歩前進できる人とできない人の差が、
この先のシングルマザーライフを強く、
心も豊かに生きていけるかの
差になってくるはずです。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
そうか、新たな人生を歩ける権利を掴めたんだもんね!

とみいママン
とみいママン
気持ちの持ち方って、とっても大事なこと!

悪口を言うのではなく、未来について話そう

悪口を言うのではなく、未来を話そう

前を向けるようになると、
自然と未来について考えられるようになっていくもの。

「シングルマザーは子どもがいるぶん、自由も少なくて大変ね」
などと、人から当事者でもないのに言われたりすることがあるかもしれませんが、
ぜんぜん気にしなくて大丈夫です。

そりゃ確かに大変だけれど、
私はこれっぽちも
自由も奪われただなんて思ってないわい!

本当は、子どもがいるからこそ、
踏ん張って前を向けるし、
喜びを分かち合うこともできるってことを
知らないからなんですよね。

子どもと未来のことについて話していると、
ハッと気づかされることがすごく多いし、
実現させるためにああしよう、
こうしようと試行錯誤する過程って、
母子家庭じゃなくってもとても大切なことだと思います。

試行錯誤=トライアンドエラーをすると、
人って必ず何かしらを学び、
確実に成長できる。

しかもそのチャンス、
もしかしたら母子家庭のほうが多いかもしれないです。

とみいも、離婚前と離婚後を比べてみると、
断然、離婚後の方が試行錯誤することが増えたし、
子どもと自由に挑戦することも増えました。

言い方は悪いかもしれませんが、
離婚前は、なにか挑戦したいことがあっても、
子どもと話し合う前にまずご主人に相談して、
それから子どもと…
あっでも今回反対されちゃったから諦めよう…
みたいになっていたりしませんでしたか?

それが、離婚したことで
子どもと直接向き合って決めていく機会が増え、
やりたいことに対して行動に移しやすくなった。

自分自身も、離婚前より
親としても、一人の大人としても
責任を持って生きていけるようになった。

振り返ってみると、
離婚後、
我が家ではそれがいちばん大きな変化
だったかもしれません。

結果、お子も
「◯◯ちゃんのうちってうらやましい」
とお友達から言われることが多いそうで、
あ、シングルマザーライフも悪くないな、
と心から思っています。

おだんごちゃん
おだんごちゃん
前に進むことが、大切だね!

とみいママン
とみいママン
そうだね。一歩一歩は小さくても、何年後かにはとっても大きな進歩になってるから!

以上、
「子どもに聞かれたらどう話す?
母子家庭のこと、父親のこと」
でした。
簡単にまとめると、

1 子どもに嘘をつかない
2 子どもに悪口を言わない

3 未来のことを話す

この3つを心に留めてお子さんと接していけば、
お子さんの成長とともに、
自身も成長できたことに気づけるはずです。
前を向いて、一緒に、
一歩一歩、進んでいきましょう!